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生活はコンパクトにして、遊ぶように働く【書評】

くろき

なんだか最近、理由もないのに疲れているような気がしませんか?
もしかしたら、多すぎる物や思考のせいかもしれません。

そこで、ミニマリズムの考え方を深く掘り下げ、生活をシンプルにしながら最大限に夢を追求するための方法を提案する一冊。

四角大輔さんが書かれた『超ミニマルライフ』の一部を紹介します。

目次

ライブ スモール ドリーム ビッグ

読んで字のごとく、「小さく生活し、夢は大きく」生きること。
過度な贅沢や無駄を省き、超効率化することで生まれた時間・エネルギー・資金を、自分の人生の夢に投資する生き方。素敵ですよね。

シンプルとミニマムの違い

シンプルとミニマムは似ているようでも、本質的には違うものなんです。

  • シンプル:物事を簡素化し、特徴をなくした状態
  • ミニマム:極限までそぎ落とすことで、本質や特徴を際立たせること。

ミニマルライフとは

労力、時間、お金といったコストを最小限に抑え、自分のリソースを最大化し、それらを一番大切なことに集中投資する「一点豪華主義」の生き方のこと。

健康な心と体が人生の最重要インフラ

ミニマムライフの実践だけではく、楽しく生きるためには、健康こそが豊かな人生の土台になります。
次の習慣を大切にしましょう。

  • しっかり食べる:栄養バランスのとれた食事をとる。
  • 体を動かす:適度な運動を日常に取り入れる。
  • 休む・寝る:質の高い休息と睡眠を確保する。
  • 思いっきり遊ぶ:リフレッシュする時間を持つ。

基本的なことですが、しっかりできていますか?

肉体疲労を軽減するデジタルデトックス

あなたは、スマホを毎日どのくらい見ていますか?
NHK放送文化研究所の調査では2021年で平日1日1時間18分
しかし、2024年の調査では、3時間30分を越えていました。

肉体疲労の大半は「脳疲労」が原因です。
体を酷使していない限り、日常生活や仕事で肉体が疲れるということは、ほとんどないそうです。

  • 脳をしっかり休ませることで、体の疲れも軽減できます。
  • 休憩中は可能な限りスマホやPCから離れ、オフラインの時間を確保しましょう。

僕も、デスクワークが基本なので、休憩時間はスマホを触らないように気をつけています。

自然体験という健康戦略

さらに、脳の回復を促すためにも、外に出ましょう。
自然の多い公園でも、効果を得ることはできます。

  • 1ヶ月に最低5時間、自然の中で過ごす。
  • 15~20分自然の中を歩くだけで、
    • ストレスが低下
    • 気分がポジティブになる
    • 認知機能が改善する
    • 思考力が向上する
  • 月10時間が理想
    • 例:月に一度、木々に囲まれたキャンプ場で一泊する。

月に一度自然の中でキャンプができれば、月10時間自然の中で過ごすことができますね(笑)

くろき

公園を散歩する時は、もちろんスマホを見ないでください。
出来れば、スマホは家に置いておくのが理想です。

安価で安全、最軽量の飲料水

水をしっかり摂ることは、健康や美容の面、集中力など能力的な部分なども含めたくさんおメリットがあります。
あなたはどんな水を飲んでいますか?
日本の水道水は、家庭用浄水フィルターを使えば、ペットボトルの水よりも安全で安価になります。

ただし、以下の点に注意して下さい。

おすすめの浄水器

  • 蛇口直結型の浄水器
    1. 活性炭 × 中空糸膜フィルターを採用
    2. ろ過流量1.5L/分以上でスムーズに使用可能
    3. 国内の信頼できるメーカー製
    4. 塩素・農薬・アルミニウムなど15項目以上の有害物質を除去・軽減
  • コスパ重視なら1年間使えるカートリッジ
    • :パナソニック「水とピュア TK-CJ12」
    • カートリッジ3ヶ月タイプは2Lあたり約4.4円、1年タイプは2Lあたり約2.5円

ポット型の浄水器もありますが、ミニマムな生活や利便性を考えると、蛇口直結型が良いと思います。

水をポットに入れる手間も、ポットを保管する場所も必要ないですからね。


健康的な食について

健康の土台となる食事も、ミニマルにすることができます。

  • 加工品を避け、旬の野菜をバランスよく食べる。
  • 季節外の野菜は、栄養価が1/2~1/5に減少するという研究結果もある。
  • タンパク質をしっかりとるため、豆腐はたくさん入れる

安くて美味しい旬の野菜を選んで食べていればいいんです。

調理方法のミニマム化

旬の野菜を買ったら、調理もミニマル化してしまいしょう。
日本の昔ならがの食事スタイルです。

  • 一汁一菜(お米+具だくさんの味噌汁+副菜)を基本に。
    • タンパク質をしっかり摂るために豆腐をたっぷり入れる
    • 季節の果物や海苔、漬物をプラス。
  • 調味料も最小限にする
    • 基本の5つ
      • 昔ながらの味噌
      • 醤油
      • 天然塩
      • 黒糖
      • 太白ごま油(万能で熱耐性・抗酸化作用が高い)

これだけあれば、大体の和食に対応可能です。
コショウも手放すことができそうですね。

ファスティングという食事戦略

断食が健康に良いという話を聞いたことはあるんじゃないかと思います。
そのそも食べないという断食は、もっとも簡単なミニマル化ですね。

  • 健康問題の多くの原因は「食べ過ぎ」によるもの。
  • 適度なファスティング(断食)を取り入れることで、消化器官を休め、健康を維持できる。
  • 初心者向けのステップ
    • まずは16時間断食(例:夜8時~翌日12時まで水分のみ)を試してみる。
    • 無理なく続けられる範囲で取り組む。

まとめ

本書は、単なる「ものを減らす」だけでなく、人生の本質に集中するための方法を提案しています。
どのポイントも、日々の生活に取り入れやすいものばかりです。

最小限の労力・時間・お金で、最大の価値を生み出す生き方
健康こそが人生の土台。食事・運動・休息・遊びをバランスよく
デジタルデトックス&自然体験で心身をリセット
水・食事・調理方法もミニマルにすることで、効率よく健康を維持
食べ過ぎを防ぎ、ファスティングを取り入れることで体調管理

本書では、お金や働きかた人間関係など、ライフスタイルに言及しています。
ミニマルなライフスタイルに興味のある方はぜひ、本書を手に取ってみて下さい。

そして、まずはできるところから実践し、ミニマルライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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